三芳野神社は川越市郭町にある神社。川越城の鎮守として寛永元年(1624)に徳川家光の命により、城主酒井忠勝によって再建されたといわれています(創立は大同二年(807)とされています)。
歴代の川越城主のみならず庶民からの信仰が厚く、「お城の天神さま」として親しまれていたそうです。
また、わらべ唄「とおりゃんせ」発祥の地として有名です。
祭神は素盞烏尊(すさのおのみこと)・奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)。 菅原道真・誉田別尊(ほんだわけのみこと)を配祀する。
ご利益は学業成就、合格祈願、家内安全。
「とおりゃんせ」とは?
神社が川越城内にあったため、一般の人の参詣はなかなか難しく、その様子が歌われていると伝えられています。
とおりゃんせの原文
通りゃんせ 通りゃんせ
ここはどこの 細道じゃ
天神さまの 細道じゃ
ちっと通して 下しゃんせ
御用のないもの 通しゃせぬ
この子の七つの お祝いに
お札を納めに まいります
行きはよいよい 帰りはこわい
こわいながらも
通りゃんせ 通りゃんせ
細道~社
天神様の細道。行きはよいよい。
2019年春まで行われていた改修工事も完了し、ご覧の通りピカピカです。
大楠跡
帰りの細道
帰りはこわい?
川越城本丸御殿
三芳野神社の隣にある川越城本丸御殿。
御朱印
「江戸に湯島天神、小江戸に三芳野天神あり」と言われ、
1300年間、地元に愛され続けた天神様のご紹介でした。
コメント
初めまして、Youtubeの動画内にて「わらべ唄発祥の所」の画像を使用させていただきたいのですが、可能でしょうか?動画はわらべ歌にまつわる噂についてです。ご検討のほどよろしくお願いいたします。
つべ様、はじめまして。どうぞおつかいください。お返事が遅くなり、申し訳ありませんでした。