今からおよそ 1500 年前の古墳時代に創建されたと伝えられている神社。室町時代の長禄元(1457)年、太田道真・道灌父子によって川越城が築城されて以来、城下の守護神・藩領の総鎮守として歴代城主により篤く崇敬され、今に至っているようです。
川越氷川神社には五柱の神々がおまつりされ、主祭神は素盞嗚尊(すさのおのみこと)。ほかに、脚摩乳命(あしなづちのみこと)と 手摩乳命(てなづちのみこと)の夫婦神様。さらにその娘であり、素盞嗚尊の妃神でもある奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)。そして、素盞嗚尊と奇稲田姫命のご子孫ともお子様ともいわれ、また出雲大社の縁結びの神様としても知られる大己貴命(おおなむちのみこと)の五柱の神様です。
これらの神々はご家族であることから、川越氷川神社は「家族円満の神さま」、また、ご祭神に二組のご夫婦神様が含まれていることから、「夫婦円満・縁結びの神様」として信仰されています。
また、氷川神社に古くから伝わる「境内の玉砂利を持ち帰り、たいせつにすると良縁に恵まれる」との言い伝えにちなみ、本殿前の白い玉砂利を巫女が麻の網に包み、神職がお祓いした「縁結び玉」が毎朝8時より20体頒布されています。
ユネスコの無形文化遺産に「山・鉾・屋台行事」の1つとして登録され、毎年100万人近い観光客を集めている川越まつりは、正式には川越氷川祭といい、川越氷川神社の祭礼だったりもします。
それでは、近年ではフォトジェニックなスポットとしても有名で多くの参拝客で賑わっている川越氷川神社。
このサイトでもフォト中心にご紹介します。
鯛みくじ
鯛におみくじがついていて、それを釣り竿で釣る体験型おみくじ。
絵馬トンネル
絵馬トンネルの天井部分。両サイドも絵馬でギッシリです。
縁結び風鈴
夏季限定のイベント。風がある日に行けば、耳でも楽しめます。
犬岩と御神水
人形流し
氷川会館
埼玉県内では唯一の神社隣接の専門結婚式場として知られています。また、結婚式で執り行われる誓いの儀式「結い紐の儀」は川越氷川神社独自の儀式として商標登録されています。会館内にある「むすびcafe」もランチスポットとして有名です。
御朱印
いかがでしたでしょうか。
冒頭の鳥居は木製としては日本一の大きさ、フォトジェニックな鯛みくじや絵馬トンネルなど、見どころいっぱいです。
川越氷川神社までのアクセスは最寄駅からは離れているので、バスやレンタル自転車がおすすめ。
神社の無料駐車場があるので自家用車でも可能ですが、週末になると周辺は渋滞するので、時間に余裕をもってお出かけください。
・交通アクセス
東武東上線・JR川越駅(西武新宿線本川越駅)から東武バス 埼玉医大・上尾駅西口・平方・川越運動公園行 「川越氷川神社」下車徒歩0分
東武東上線・JR川越駅(西武新宿線本川越駅)から小江戸巡回バス「氷川神社前」 徒歩0分
コメント